理論値について

よく目にする言葉だと思います。主に個体値の事ですね。
これについて、いくつかの解釈を紹介したいと思います。

1.必要最低限の個体値が満たしてる場合

例:臆病(31-14-31-31-31-31),臆病めざ炎(31-6-31-30-31-30)

Aは物理技を採用してないのでどんな値でもOKという解釈。
そのポケモンのみを考えた場合に、必要である最低限の個体値を有するもの。


2.必要の無い個体値は最低値にする場合

例:臆病(31-0-31-31-31-31),臆病めざ炎(31-2-31-30-31-30)

Aは物理技を採用していないが、混乱の自傷イカサマ等を意識して最低の個体値にするという解釈。
めざ炎70にする為にAが『4n+2or4n+3』且つ『偶数』でなければならないので、最低値の2を採用する。


3.必要最低限の実数値が満たしている個体値の場合

例:臆病(31-x-30-31-30-31),臆病めざ炎(31-x-30-30-31-30)

個体値ではなく、努力値の振り方によって実数値のみを考慮した解釈。
Aをxとしているのは、1と2のパターンのどっちでもあり得るという意味です。
よってこのケースは2パターンあります。
前者は、努力値をH4CS252に振る場合はBDの実数値は個体値が31の時と変わりませんよね。
後者も、Bに努力値を振らない場合は同じ結果になります。

4パターンあるので

1=A
2=B
3+1=C
3+2=D とします。


さて、タイトルにもある『理論値』と呼べるものを厳密に考えるとどうなるでしょう?

ここまで読めば誰でもわかりますね。Bだと思いますね。

では、AとCとDは一体何ぞや?と思う人がいるかもしれません。
これはあくまで僕なりの言い方なのですが、、、

A:必要理論値
C:必要実数理論値
D:実数理論値

僕はこのように表現するのがベストだと思います。
ちょっと長くて分かりづらいんですがね^^;;;


ここまで書きましたが、ぶっちゃけどれもまとめて『理論値』と言っていいと思いますw
あくまでも、厳密に分類するとって意味で書いたので、気にしなくていいです。

しかし、配布や交換等で、ただ単に理論値の〇〇を配布〜 って言ってしまうと、誤解してしまう可能性がありますね。
理論値って書いてあるのにA20もあるんですけど〜 とか言われるかもしれません。
このようなトラブルを防止するために、個体値は提示させた方がいいと思います。
面倒であっても最低限『臆病5VAx』って感じで書いた方がいいですね。

今回は『理論値』という表現について厳密に書いてみましたが、他にも色んな事が挙げられると思います。
また、思いついたら何か書きますね( ^ω^)