乱数=改造?

『乱数使った6Vと改造で出した6Vって強さ同じだろ? だから乱数は改造と同じ』

こんなことを目にしたので、記事にしてみました。

確かにこの人の言っているように、『強さ』に関しては同じだと思います。
しかし、その『強さ』だけで判断するのが間違ってますね。

どんなゲームにも内部データが存在します。
ポケモンで言うところの『性格値』や『初期seed』にあたるものですね。他にもいっぱいあります。

ただこれらの値は実機では確認することができません。
しかし、確認はできないものの存在していることは確かです。

乱数に焦点を当ててみましょう。
乱数は、ゲーム内データで存在することを可能な限りやってるわけです。

ここで考えてみましょう。

改造産のポケモンは、内部データがゲーム内データ上に存在するでしょうか?
答えは、わからないですよね? 存在するかもしれないし存在しないかもしれない。

では、乱数産のポケモンはどうでしょう?
内部データなので、確認する方法はありませんが、これはゲーム内データに存在すると言えますね。

この相違点に着目してほしい。
乱数と改造の違いはここにあるのだと。

なので乱数=改造 と言うのは、違うと思う。


話は変わるが、乱数=改造が成り立つとしよう。
しかしこの場合は、『強さ』のみを判断材料とした時ですね。

ではここで厳選を混ぜてみましょう。

僕もポケモンを最初やり込み始めた頃は、必死にタマゴを作っては孵化して厳選してました(*´ω`*)
6Vとまではいきませんでしたが、4Vや5V、理論値のものは厳選でも何体か出すことができたと思います。
ましてやこれはPtやHGSS時代の話なので、BW2では更に容易になってると思います。

この話で出てきた厳選産の理論値。
はたして『強さ』だけで見た場合どうでしょう?

乱数産や改造産と変わりませんよね?

つまり『強さ』だけでみると、厳選=改造 ってことになります。

これはおかしな話ですよね?
こんな式は成り立つはずがありません。


ここまで書いてきましたが、これはあくまでポケモン個体値を理論値前提で話したことです。

総括すると、乱数=改造 は僕は、違うと思います。


みなさんはどう思いますか?