RS乱数 固定・野生(電池有り乱数編)

前のページまでは、電池切れのROMでの乱数でしたが、ここでは、電池有り乱数について紹介します。
電池有り乱数と言っても、電池が動いてる状態のROMで乱数をするかと言われればちょっと違います。

まずは原理から
電池の切れた、もしくは電池の取り外した状態のROMでミシロタウンの自分の家の時計を見てみましょう。
AM10:00になってると思います。

電池切れ乱数の場合(この時点の)初期seedは『0x000005a0』です。

では、電池を入れた場合どのようになるのかと言うと?
1分毎に初期seedが変化していきます。

1分⇒5a1,2分⇒5a2,3分⇒5a3,4分⇒5a4,5分⇒5a5 ・・・。

このように変化していきます。
ちなみにこれ以降にも1分毎に変化していきますが、変化が不規則なので他のサイトを参照してください。

この方法を使うと初期seedが変化していき、それによってリストも全部変わってくるので、検索範囲が広がります。

ではどのようにして乱数をすればいいのか?


1、まずは乱数をする位置でセーブをします。
2、電池を入れてゲームを開始しミシロタウンの時計を確認します。

↑このように進んでいきます(10時1分なので、この段階では5a1です。)
3、自分の決めた時間になったら電源を切り、ここから普通に乱数をします。

ゲームを開始した時点での時間が初期seedになるので、1分以内に開始すれば大丈夫です。


失敗した場合は、電池を一度外して再び入れます。
この時、放電してないと1度外して入れても先ほどの時間から時計が動くので、しっかりと放電しましょう。
放電がしっかりしてるとAM10:00に戻ります。

成功例


これは、31時間38分放置させた状態の時計です。
1日回って17時38分を指してます。このときの初期seedは『0x00000d1c』


そしてフレームを合わせるとこうなります。
個体は臆病5Vです。
このように電池有り乱数をすると、理論値も出すことができます。



さて、ここまで電池を入れるとか外すとか書きましたが、この乱数で一番面倒なのは・・・。

電池を取り外す作業です!

まずほとんどのROMで言えることですが、初期電池が入っています。
中古ROMの場合だと、電池が切れていることが多いです。
なので、この電池を外す必要があります。

Y字ドライバーを使いROMのカバーを開けてみましょう。
(Y字ドライバーは通販やホームセンター等で簡単に手に入ります。)

基盤を取り出します。電池が右上にあると思います。
実際に見てもらうと分かるんですが、電池が上下に挟んであります。

これを外すわけなんですが、上下2カ所ずつ軽くはんだ付けされてます(◞‸◟)

どのようにして外すか・・・。

基盤を傷つけないように、ちからずくで取ってくださいwww

いや、これしかありませんね。

マイナスドライバー等を使って丁寧にかつ強引に外します。


ミスると接着部分ごと取れてしまうので、慎重に行ってください。

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