FRLG乱数 固定・野生(サンダーループ編)

FRLG乱数が難しい理由は初期seedにあります。
FRLGの初期seedは、0x0000wxyzの形です。
初期seedの決定ですが、バージョンの違いや出荷時期、ゲーム起動からの経過時間、ボタンを押した回数、長さ、ゲームの設定等でランダムに変わってしまいます。
このように多くの内部処理が行われているので、実質計算不可能とされています。

では、どのようにしてやればいいのか?
先ほど、ランダムで計算不可能とは書きましたが、FRLGループと言われてるだけに、再現性は取れます。
もちろん経過時間等を変えれば、違う初期seedが出てきます。

つまり良個体をみつけるにはどうしたらいいのか?

そこで行う作業がタイトルにもある『サンダーループ』というやり方です。
簡単に言うと、サンダーを捕獲して、そのステータスから初期seedを逆算するだけです。
何故サンダーかというと、ファイヤー、フリーザーよりも行くのが楽だからです(´◔‿ゝ◔`)

FRLGの初期seedの形式が、0x0000wxyzなので、0〜FFFFの65536個のリストがあります。
サンダーのステータスから初期seedを求めリストを出力。
自分が納得できる個体があるか確認する。といった作業をひたすら繰り返します。

以下にやり方をまとめます。

〜準備〜
・サンダーのところまで進めてあるROM
マスターボール1個
・エメタイマー
・鳥.exe(アーマーさん)
・RNGReporter(海外サイト)

〜基本動作〜
一般的に使われてるやり方を紹介します。僕自身もこれでやってます。
ゲームの設定は、自分がやりやすいようにで構いません。ただし作業中は変更はしないでください。
ゲームリセットはA+B+STA+SELでやらずに、毎回、電源を切って、DS,DSliteのメニュー画面から起動するようにしてください。
(微妙なズレが出て、再現性が取りにくくなるらしいです。)

1、ゲーム起動と同時にエメタイマーをスタートさせます。※
2、オープニングムービー中は何も操作しないで、リザードンフシギバナが出てくるまで放置します。
3、エメタイマーが0になったらAボタンをつづきからはじめるの画面が完全に出るまで押しっぱなしにします。
4、つづきからはじめるの画面が完全に出たら、Aボタンを離して、もう1度Aボタンを押してゲームを始めます。
5、あらすじが流れ始めたら、Bボタンを押してスキップします。
6、サンダーに話しかけて、捕獲します。
7、鳥.exeにステータスと性格を入力して初期seedを求めます。

鳥.exeの使い方はDLサイトを参照してください。

以上が基本的な流れになります。

※ゲーム起動からリザードンフシギバナが出てくるまで放置するので、エメタイマーは2100F〜が一般的です。

初期seedが求められたら、RNGReporterに入力して欲しい個体があるかどうか調べてみましょう。

試しに、同じ時間で何回かやってみると分かりますが、再現性を取るのが難しいです。
また、出やすいものや、出にくいものもあります。
↑同じフレームでも違う初期seedが出る場合があります。これは恐らく5g乱数におけるタイマーズレと同じようなものだと思ってください。
また僕は、解析組では無いので、あくまで体感的に思ったことなので過信は禁物でお願いします。

違う初期seedを調べたい場合はエメタイマーの時間をちょっとずつ変えて同じ作業をするだけです。

※エメタイマーは1〜3F刻みで初期seed集めを進めていくと良いでしょう。

僕の場合は2100Fから初めて、2F刻みで毎回増やして行ってます。
大抵の人は同じフレームで何回もやると思いますが、良個体が出ないseedで何回も再現性の確認をしても意味ないので、1回毎に進めてサクサク行ってます。
もちろんこのやり方だと競合する初期seedを無視してしまう形になってしまいますので注意!


サンダーループ編は、以上になります。 次⇒RNGReporter編 

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